めまいは自律神経失調症の始まり!?〜症例とめまい克服法〜

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数ある自律神経失調症の症状の中でも、特に多くの方が悩んでいるのは、「めまい」ではないでしょうか。

私自身、「自律神経失調症ってどんな感じなの?」と訊かれたら、真っ先に「よくわからないけど、ずーっとめまいがしてる」と答えます。

とはいえ、自律神経失調症のめまいは、ある「共通点」があるようにも感じています。そのため、「よくわからないけど」と言ってしまうのです。

今回は、そんな自律神経失調症の代表的な症状である「めまい」について書いていこうと思います。

そもそもめまいとは?

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めまいの症状

「今まで一度もめまいを体験したことがない!」というとてつもなく健康な方のために、一応めまいってこんな感じだよ、っていう説明をしておきます。

めまいの感じ方には個人差がありますが、一言でいうと、「くらくらする感じ」です。

「くらくらする」「目が回る」「バランス感覚がなくなる」「ふわふわと浮遊感がある」「物が揺れて見える」「目が霞んだり、眩しかったり、暗かったりする」「目がチカチカする」などなど、その表現の仕方は数えきれないほどあります。

ただ、一言でいうと、「くらくらと目が回る感じ」です。

めまいのメカニズム

では、めまいはどのように起こるのでしょうか。

そのメカニズムについて簡単に説明したいと思います。なお、私は専門家ではありませんので、本やネットで身に付けてきた知見を元に、私なりの見解を説明します。医学的に知りたい方は専門書をお読みください。

さて、めまいのメカニズムですが、そもそも人間は、目や耳や肌などから得た情報を脳が統合して、生命活動をしています。しかし、何らかの理由でこれらの情報に食い違いが発生したとします。

例えば、耳の奥にある三半規管(バランスを司る機能を持つ)は「まっすぐ立っているよ!」と言っているのに、体を支える足の筋肉は「斜めに立っているよ!」と言っている。というような感じです。

すると、情報を判断する脳みそは混乱してしまいます。「まっすぐなの!?斜めなの!?どっち!?もしかしてどっちも嘘!?」という風に。この時の脳の混乱が、めまいとなって表れるのです。

自律神経失調症のめまい

自律神経失調症のめまいはこんな感じ

先程、自律神経失調症のめまいは、一般的なめまいとは異なると書きましたが、どのように違うのでしょうか。もちろんめまいの感じ方は人によって異なるので、自律神経失調症のめまいは絶対にこんな感じ!とは断言できませんが、私の知る限り、自律神経失調症のめまいには、ある共通点があるようです

自律神経失調症のめまいの共通点、それは、「浮遊感」です。「ふわふわする感じ」や「ジェットコースターから降りた直後みたいな感じ」と表現されることもあります。自律神経失調症の知り合いや私自身、みんな「ふわふわする感じ」を体験しているようです。

もちろん、「浮遊感」だけではなく、「くらくら」「目が回る」といった一般的なめまいの症状も併発する方も多いと思うので、必ずしも「浮遊感のあるめまい=自律神経失調症」ではありません。ですので、めまいを感じている方は、まずは専門医に相談するようにしましょう。重大な病気が隠れている可能性もあります。

なぜ自律神経が乱れるとめまいがするのか?

では、自律神経が乱れるとめまいがする理由について書いていきます。自律神経失が乱れると、多くの人が首と肩にコリを感じます。これは、身体の歪みや内臓の不調をカバーするために、身体が無意識に緊張することで起こるようです。そして、首や肩が凝ると、耳の奥にある三半規管に不調をきたします。首と肩の筋肉は耳の奥にも繋がっているため、このようなことが起こります。三半規管はバランス感覚を司る器官なので、ここがおかしくなると、先述のように脳が混乱し、めまいに繋がるのです。

このように、自律神経失調症のめまいは、「身体の歪み → 首・肩のコリ → 三半規管の不調 → めまい」という順番で起こることが多いようです。

私のめまい克服法

前述のように、自律神経失調症のめまいは身体の歪みから起こります。つまり、身体の歪みを整えて、首と肩のコリを解消できれば、三半規管の機能が回復し、めまいが改善すると考えられます。

そこで、私が実際に行っためまい克服法をお教えします。

身体の歪みを取るためには、整体に通うのが確実だと思いますが、金銭的・時間的な余裕がない私は、自宅でできるストレッチを試しました。これを習慣にしてから、めまいの頻度が格段に下がったので、みなさんも、早速今日から取り入れてみてください。

やり方は簡単です。


  1. お尻の後ろで手を組む
  2. その手を少しずつ上げる
  3. 息を吐きながら、首を少しずつ上げる
  4. 息を吐き切るまでキープ

絵が下手で申し訳ありませんが、イメージはこんな感じです。

これだけです。やるタイミングは気が向いた時で良いと思いますが、私はお風呂上がりの就寝前に行っていました。首や肩のコリが改善されて、めまいがとても楽になりました。また、リラックスできるので、睡眠の質も上がりました。睡眠の質が上がると、身体の緊張状態が緩和されるので、さらに自律神経失調症の改善に繋がります。

この方法は、身体の歪みを整えるというよりも、首や肩のコリを取るストレッチだと思いますので、もっと根本的に身体の歪みを取りたい方は、整体に通うことをお勧めします。整体に定期的に通い、自宅では毎日このストレッチを行うことで、整体の効果を持続させることができると思います。


こちらの記事では、サポート的な首コリ解消法も合わせて紹介していますので、ご参考にしてください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は自律神経失調症の代表的な症状である「めまい」について書いてみました。今回ご紹介したストレッチはとても簡単にできるので、みなさんも早速今夜から実践してみましょう。何事も継続が大切ですので、まずは1ヶ月試してみてください。仮に効果がなくても、損はないので、軽い気持ちで試して頂けたら、と思います。

また、今回紹介したストレッチは、いずれ写真付きで別の記事にまとめようと思っています。完成次第、アップしますので、お待ちください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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