以前、自律神経の乱れによる肌荒れについて書きましたが、今回は、私自身が実際に体験した肌荒れについて書こうと思います。
自律神経失調症の発症前
思い返してみると、自律神経失調症の症状(めまいや吐き気など)が起こる前から、肌荒れは始まっていたように思います。この項では、自律神経失調症になる数ヶ月前から、私に突然起こった肌荒れを紹介します。
手の指関節のヒビ割れ
めまいなどが発症するより前に、手の指の関節にヒビ割れが現れました。主に薬指の第2関節がヒビ割れて赤くなり、痒かったり痛かったりしていました。
乾燥する季節でもなく、手が荒れるようなこと(皿洗いとか)を激しくした覚えもありませんでした。原因不明のヒビ割れが数ヶ月に渡り、続いていました。
また、市販の保湿クリームなども塗っていましたが、あまり効果は見られませんでした。
足指のかぶれ
手指のヒビ割れと同時期に、足の指にかぶれが出ました。私は仕事中、靴を脱いでいるので、特に蒸れるようなこともありません。それなのに、かぶれが出て、睡眠時など、痒くて眠れない日もありました。
ちなみに、皮膚科へ行って検査してもらいましたが、水虫ではありませんでした。
自律神経失調症の発症後
原因不明の肌荒れが気になりつつも、それほど深く考えずに暮らしていたある日、私は自律神経失調症を発症しました。軽い肌荒れの内に、自律神経が乱れているのかな?と思うことが大切だと思います。
では自律神経失調症になってから、新たに発現した肌荒れについて書いていきます。
両頬の赤み
これは、自律神経失調症の症状が少し落ち着いてきたくらいに現れました。特に痒みはなく、ただ両頬の頬骨の辺りが赤くなったのです。
「お化粧してるの?」とからかわれるくらい目立っていたようです。不安になり、ネットで調べてみると、「内臓に大病が隠れている」云々と書かれており、とてつもなく不安になりました。
結局検査をしても異常はなかったので、「自律神経の乱れが原因なんだ」と確信しました。
足の裏のヒビ割れ
これも自律神経失調症になってから起こりました。これは特に痒みはありませんが、乾燥しているような感じです。カサカサになり、ヒビ割れます。
普段は痛くないのですが、歩くなど足の裏が床に接すると、違和感があり、歩きづらいです。
肌荒れを治すために
上記のような肌荒れに悩み、市販のクリームなどを乱用していましたが、あまり効きませんでした。そして、結局私が辿り着いた肌荒れ解消法は、睡眠です。
良質な睡眠を取ることが、自律神経を整える最善の方法です。
詳しくは、次の記事を参考にしてください。
自律神経が整うと、次第に肌荒れも治ってきます。また、「肌は胃腸の鏡」とも言われますが、胃腸の働きは自律神経と密接に関わっています。つまり、順番としては、
自律神経の乱れ→胃腸の不調→肌荒れ
なのだと思います。なので、良質な睡眠をとることで、自律神経失調症のその他の症状(胃腸の不調)も治ります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回紹介したような症状がある方は、もしかしたら自律神経の乱れが原因かもしれません。私の経験上、まずは早めに病院に行くことをオススメします。
そして、病院で処方された薬でも治らない場合、自律神経の乱れが原因である可能性が高いので、まずは良質な睡眠を取るようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。皆さんの辛い症状が少しでも緩和すれば、と願っております。