【コラム】恋愛は自律神経失調症への入口!?

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今回は自律神経失調症と恋愛の関係についての考察記事です。センチメンタルな夜にふと、恋の病ってなんだろう。恋の病ってよくよく考えてみると自律神経失調症のことなのでは?と思ったことがきっかけです。良い歳した独り身おじさんにもセンチメンタルな夜はあるのです(笑)

暇潰し程度に読んでいただければ幸いです。

そもそも自律神経とは?

そもそも自律神経や自律神経失調症とは?という方は、以下の記事を参考にしてください。

最近なんだか具合が悪い。でも病院に行っても異常なし。何なら数値的には健康そのもの。「でも本当に具合が悪いんだよ!!」 そんなあなた、「...

恋愛中=自律神経乱れ中?

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恋愛と自律神経失調症の共通点

恋をしている状態と、自律神経の乱れによる症状は共通点が多いように思います。

例えば、


  • 思いを寄せているあの人と目が合うだけでドキドキする(動悸)。
  • ちょっと話すだけでも手汗や脇汗がやばい(局所的多汗)
  • 話そうとしてもうまく声が出ない(嗄声、喉の締め付け感)
  • あの人のことを考えるだけで夜も眠れない(不眠)
  • 好きな人が他の人と仲良くしているのを見て食欲が湧かない(内臓機能低下)

などなど、一部こじつけ感もありますが、挙げればキリがないです。

恋をすると必ず自律神経失調症になるのか?

上記のように、恋愛で自律神経は乱れますが、だからと言ってすぐに自律神経失調症になるわけではありません(もしそうなら、世界中自律神経失調だらけです)。

上記のような状態は、「単に自律神経が乱れているだけ」で、人間として正常な反応だと思います。そもそも自律神経が乱れない人はいませんし、交感神経と副交感神経が1日を通してトータルでバランスよく働いていれば良いのです。

ではどうなると、恋愛が自律神経失調症に発展してしまうのでしょうか。自律神経失調症になるには、自律神経が乱れた状態が長期的に続く必要があります。通常の恋愛の範囲内では、自律神経の乱れが、失調症につながるほど長期的に続くことはないと思います。なので、普通に恋愛する分には問題ないと思います。

自律神経の単なる乱れと失調症の関係については、以下の記事に詳しく書いているので、参考にしてください。

現代社会において、自律神経が乱れていない人は、ほとんどいないように思います。 例えば、会社員なら、残業や接待続きで睡眠不足や食生活の乱...

自律神経失調症に繋がる恋愛とは?

上記を踏まえて、長期的に自律神経が不安定な状態が続く恋愛は、以下のようなものかな、と思います。


  • 長期間の片思い
  • 叶わぬ恋
  • 大失恋

どれも大きなストレスを伴うものです。それぞれ簡単に解説していきます。

長期的な片思い

片思いは、四六時中好きな人のことを考えてしまいます。そして「こうなったらいいな〜」と妄想を膨らましがちです。ここまでは問題ありません。

でも、片思いが長い人や、片思いがもはや癖になってる人は、ここで「こうなったらいいな、でも無理なんだろうな。はあ。。」と勝手に落ち込みます。気分が落ち込むと食欲やる気がなくなり、これは正に自律神経が乱れている証拠に他なりません。また、色々と自分の中で悶々とするので、夜布団の中で色々と悩みがちです。すると、睡眠不足に繋がります。自律神経を整える上で最も重要な睡眠の質が低下してしまうので、自律神経の乱れがなかなか整いません。こんな状態が長く続けば、自律神経失調症になってもおかしくないと思います。

長引く原因不明の不定愁訴(めまい・頭痛・胃腸の不調・吐き気・不安感・憂鬱感などの不調)は、自律神経の乱れが原因かもしれません。自律神経の乱れ...

叶わぬ恋

これは長期的な片思いと似ています。既婚者や友人の恋人を好きになってしまったり、学生なら先生を好きになってしまったり、こういった恋愛のことです。もちろん叶うこともありますが、多くは叶わず、ひとり悶々と悩み続けるばかりだと思います。こうなってしまったら、片思いと同じで、食欲・やる気・睡眠の質、全て低下して、最終的には自律神経失調症になりかねないのではないでしょうか。

大失恋

大失恋という言葉があるのかどうかよくわかりませんが、つまり大きな失恋ということです。突然何の前触れもなく振られたり、長年付き合っていた人と別れたり、浮気や不倫の現場に遭遇してしまったり、といった失恋です。

この場合、相当落ち込みますかくいう私も、この大失恋で自律神経失調症の扉を叩いてしまったように思います。自分で大失恋というのも恥ずかしいですが、長年付き合っていた方に突然振られました(笑)

以下、私の場合ですが、数週間食欲は無くなり、うどんや汁物くらいしか喉を通りませんでした。やる気も無くなり、仕事をする意味やりがいも何も感じられませんでした。もちろん夜も寝付けず、夜中に目覚めがち。なのに朝は起き上がれない。更にここで、私はアルコールに逃げました。酒を飲んで倒れるように眠る毎日でした。アルコールの過剰摂取は自律神経をかなり乱しますし、睡眠の質も大きく下げます。説明するまでもなく、これは自律神経的に最悪の生活・心理状態でした。

誰もが私と同じではないでしょうが、大失恋はこんな風に自律神経失調症に繋がりかねません。

まとめ

恋はしない方が良いのか?

ここまで書いてきて、「自律神経を乱す恋愛は悪だ!」「絶対しない方が良い!」という結論になりそうですが、決してそんなことはないと思います。

恋愛は、基本的に良いものです。好きな人と一緒にいられるのは、本当に心から幸せだと思いますし、その安心感や温かみはどんな精神安定剤にも勝ります。やはり人間も生き物ですので、本能的に他人の温もりを求めますし、その本能に従うことは、自律神経的にもとても良いことだと思います。

今まで挙げたような片思いや大失恋なども、自律神経は大きく乱れてしまうかもしれませんが、そこを乗り越えることができれば人間として大きく成長できます。そういう経験は本当に大切だと思います。新しい考え方や生き方のきっかけになって、人生が大きく飛躍する可能性もあります。私自身、今となってはあの時振られて良かったと思うことすらあります(とは言えちょっと切ないですが)。

自律神経失調症になる危険性を知っておくことが大切!

恋愛をする上で、自律神経的に重要だと思うことを書きます。

それは、恋愛で辛い思いや悲しい気持ちになっても、あまりに落ち込んだり不摂生をしたりすると、「自律神経失調症という本当に辛い病になってしまう」ことを知っているということです。知っているだけで、ある程度のところで自律神経の乱れを止める生活に戻すことができるかもしれません。当時の私は自律神経失調症の存在すら知らず、自律神経的に危険な生活をしているという自覚がありませんでした。

現在恋愛中の方も、失恋してしまった方も、今後大恋愛を予定している方も、恋愛における自律神経の乱れを頭の片隅に置いていただくことで、自律神経失調症まで行ってしまう人が増えないことを願っています。

恋の病の正体は?

最初の私のふとした疑問に戻りますが、恋の病の正体は、時には自律神経失調症なのかもしれません。でも、自律神経失調症は、恋の病などと言ってセンチメンタルに浸れるほど、甘い病気ではありません

「あぁ、恋愛って辛い。ドキドキが止まらないし、これって恋の病かしら」なんて言える内にその恋愛の答えを出してしまいましょう!拗らせると本当に自律神経失調症になってしまいますよ。

最後に(無駄話)

こんな偉そうな(?)記事を書いておいて、かくいう私は最近恋愛がご無沙汰でした。久しぶりに、ドキドキときめく恋愛をしてみたいな、なんていうこれまたセンチメンタルな気持ちで、今流行りの恋愛アプリに登録してみました(笑)

どれが良いのかよくわかりませんでしたが、とりあえず広告でよく見る以下の2つに登録してみました。


  • pairs : 比較的若い方が多い印象
  • Omiai : どちらかと言えば結婚重視の方が多い印象

どちらもFacebookアカウントがあれば簡単にできます。こんな独り身おじさんでもできました(笑)こういうアプリは怖いと思っていたのですが、そんなことは全くありませんでした。文字ベースのメッセージからやりとりをスタートできるので、余計な緊張も少なく、自律神経乱れ気味の私にも向いているな、と思いました。既に数名の方とご飯に行ったりと、久々にドキドキな恋愛を楽しませていただいています。

久しぶりに嬉しかったので最後に紹介しましたが、特に出会い系アプリの回し者ではありませんので、悪しからず。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。


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