自律神経失調症はお金がかかる〜オススメの病院受診法〜

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病院の検査では「異常なし」。でも実際にめまいや頭痛などの辛い症状はある。

それが自律神経失調症です。

異常がないなら、病院では治らないのだし、医療費は掛からないのでは?と思われるかもしれませんが、そんなことありません。この「異常なし」ほどお金のかかる病名はありません

今回は、私の実体験に基づく自律神経失調症と医療費についてお話ししたいと思います。


自律神経失調症の症状や原因については、こちらの記事を参考にしてください。既にご存知の方は飛ばしていただいて結構です。

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病院の検査では何も問題がないのに、何故か具合が悪い。自律神経失調症はそんな病気です。しかもその症状は多岐に渡り、めまいや頭痛などの身体的な症...

自律神経失調症はお金がかかる

さて、早速本題、自律神経失調症の治療にお金がかかる理由を説明します。

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自律神経失調症までの道のり

私が思う、自律神経失調症と診断されるまでの一般的な流れは下図のような感じです。

何度検査をしても「異常なし」のため、先生も困り果て、別の病院を紹介されます。しかし別の病院でも、結果は変わらず。これを気が済むまで繰り返し、困り果てた街のお医者さんたちは、大学病院などの大きな病院への紹介状を書いてくれます。そこで本格的な検査をすることになりますが、それでもやはり「異常なし」。最終的に心療内科を勧められるも、やはり「異常なし」。ここまで来てようやく「自律神経失調症」と診断されるのです。自律神経失調症と認められるのはなかなか大変なのです

もちろん色々な道のりがあると思いますが、多くの方が似たように幾つもの病院や検査を経て、自律神経失調症と診断されているのではないかと思います。

このように非常に多くの検査をするため、自律神経失調症の方は、通常の疾患よりもお金がかかるように思います。

「異常なし」の不安感

自律神経失調症で医療費が嵩む理由は上記の通りですが、上記のサイクルが生じてしまう理由を考えてみました。
その理由とは、「異常なし」の恐怖です。
私はそれまで、病院に行けば大抵の病気は治ると思っていたので、「異常なし」と言われた時は結構慄きました。「重大な病気が隠されているんじゃないか」とか「新種の病気なんじゃないか」とか嫌な想像がどんどん膨らんでいました。
最後の方は「異常なし」に慣れてしまっていましたが、今だに「もしかしたら自律神経失調症でもない何かよくわからない病なのかな」と思うこともあります。
何しろ、当時はお医者様からの「異常なし」は恐ろしく、「この病院ではダメなのか」とか「この検査ではなく違う検査をしてほしい」となり、結局色々な病院を転々としてしまっていました。
結果、10万円以上検査や無駄な治療にお金を費やしてしまいました

オススメの病院受診法

こういった「何の病気なのかわからない」状態の時には、ふとした不調でさえ、「重大な病の前兆なのでは?」などと神経質になり、自律神経的にも良くない状態となります。
よって、早めに自律神経失調症かどうかの判断をしてもらうことが大切です。
そのためのオススメの病院の回り方を考えましたので、よろしければ参考にしてみてください。

まずは普通に病院へ

まずは、気になる症状に関係ありそうな病院に行ってください。自律神経失調症でない可能性も十分にあります。その場合は、先生の言う通りに治療を受けてください。

次に、セカンドオピニオン

最初の病院で「異常なし」もしくは「治療による効果が全くない」という場合は、セカンドオピニオンです。セカンドオピニオンとは、簡単に言うと、別の病院へ行くことです
お医者様は神様ではありませんし、現代医学も万能ではありません。そこで、同じような症状を専門としている別の病院にも行ってみてください。
その際、既に他の病院で診てもらっているが「異常なし」もしくは「効果がない」と伝えると、より真剣に検査してくれると思います。

最後に、大きい病院へ

セカンドオピニオン先でも「異常なし」の場合、それ以上色々な病院に行くことは無駄なので、この段階で大きい病院でしっかり検査してもらいましょう。街の病院でも、紹介状を書いてくれるはずです。

そして、大きい病院でも「異常なし」の場合、先生に「自律神経失調症ですか?」と聞いてみましょう。「自律神経失調症です」と断言してくれるお医者様は少ないように思いますが、私の場合は「精神面に問題がなければそうかもしれません」と言われました。
「もう少し検査をしてみなければ」と言われれば、検査をしてみるのもアリだと思います。
また、精神的ストレスを感じている方は、心療内科も受診してみましょう。そこで「自律神経失調症」と診断される可能性もあります。

それから、失調症向けの治療に切り替え

自律神経失調症であると診断されたのであれば、普通の医学的治療はあまり意味がないように思います(色々な意見があるかとは思います)。私としては、とにかく睡眠の質を高めることと、首周辺のコリを取ることが最も効果的かな、と感じています。

睡眠の質については、こちらの記事を参考にしてください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。自律神経失調症は、診断されるまでにものすごくお金がかかります。私自身、「以上なし」の恐怖により、無駄な医療費をかけてしまいました。

最終的に「自律神経失調症でした」となると、「今までの治療や検査は何だったのだろう」と虚しい気分になるので、今回ご紹介したような方法で効率よく病院を回るのが得策かと思います。

もちろん自律神経失調症でない場合も大いにあり得ますので、個人個人に合わせて受診方法はアレンジしてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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