乾燥する時期でもないのに、手足や顔の肌荒れ・ヒビ割れがある。
それは、自律神経の乱れが原因かもしれません。
今回は、そんな肌荒れと自律神経の関係について書いていきます。
自律神経の乱れの原因や症状については、こちらの記事を参考にしてみてください。
Contents
自律神経の乱れによる肌荒れのメカニズム
自律神経の乱れによる肌荒れのメカニズムを、私なりに解説します。
1. 自律神経が乱れる
これがないとこの話は始まらないので、一応書きますね。
こちらの記事にあるように、ストレスにより、自律神経は乱れます。この乱れた状態が長引くことで、めまいや肌荒れなどの、自律神経失調症による症状が出現するわけです。
2. 胃腸の調子が悪くなる
自律神経が乱れると、胃腸の働きが落ちます。消化活動は自律神経が司っているためです。
これにより、慢性胃炎などの治りにくい病気を発症することもあるので、胃腸の不調だと軽視せず、真剣に向き合うことが大切です。
慢性胃炎に悩む方は以下の記事を参考にしてみてください。
3. 代謝機能が低下し、肌が荒れる
胃腸は身体の代謝機能と深く関わりがあります。胃腸の働きが落ちると、栄養の吸収が悪くなり、それに伴い毒素の解毒・排出や、体液の循環が悪くなります。これが代謝が悪くなっている状態です。
代謝機能が落ちると、毒素の排出能力が下がってしまうため、身体はどうにかして毒素を排出しようとします。そこで身体は、肌荒れを起こすことで、ヒビ割れなどの傷から、体液とともに毒素を排出することにするのです。これが自律神経の乱れから手荒れが起こるまでのメカニズムだと、私は考えています。
また、傷を広げて体液を出したいため、自律神経の乱れ起因の肌荒れは、痒みを伴うことが多いようです。
自律神経の乱れによる肌荒れの対策
私が実際に行った方法をご紹介します。
1. 皮膚科へ行く
まずは対症療法として、皮膚科へ行ってください。そして肌荒れ用のクリームを処方してもらってください。最初はお薬を使って、荒れた肌を整えてやり、次に説明する方法のための基盤を整えるのです。
もし、皮膚科の先生から「肌荒れの原因はこれだ!」と教えてもらえれば、自律神経の乱れ起因ではないということになるので、先生の言う通りに治療を行ってください。自律神経の乱れによる肌荒れの場合は、原因はわからない、疲れ、遺伝、などと言われると思います。
2. 良質な睡眠を取る
こちらは根本的に自律神経を整えて、肌荒れを治そう、という方法です。
自律神経を整える方法として、良質な睡眠に勝る方法はありません。
大切なのは長時間眠ることではなく、質の良い睡眠を取ることです。質の良い睡眠を取る方法は、以下の記事に詳しく書いていますので、読んでみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は肌荒れと自律神経の関係について書いてみました。
長引く原因不明の肌荒れに悩んでいる方は、自律神経の乱れが原因である可能性が高いです。
皮膚科へ行き、良い睡眠を取ることで、辛い肌荒れと決別しましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。