自律神経の乱れによる不定愁訴(頭痛やめまい、胃腸不良など)に悩まされていた当時、私は自律神経を整える方法を色々と調べていました。
そして、「モゾモゾ体操」なるものを見つけました。何と検索してたどり着いたかは忘れてしまいましたが、「簡単で」「効果のある」「自宅でできる方法」を調べていたような気がします。
とにかくこの「モゾモゾ体操」なる方法は「簡単な」方法のようでしたので、半年ほど続けてみました。今回は、モゾモゾ体操って何?効果があるの?という疑問にお答えするべく、私の実体験を元に、モゾモゾ体操の生活への取り入れ方と、その効果をご紹介します。
Contents
モゾモゾ体操について
モゾモゾ体操とは?
モゾモゾ体操は全4部に分かれており、大体以下のような感じです。
モゾモゾ体操 第1
- 仰向けになり、両手を骨盤に軽く当てる
- 片方のかかとを前(足の裏の方向)に押し出す
- 逆側の足も同様の動作
- これを数回繰り返す
モゾモゾ体操 第2
- 仰向けの状態
- 耳の後ろあたりに両手の親指をかけ、顎を上に突き出すようにする
- 息を吐きながら、後頭部〜首の後ろのリンパ液が流れるのをイメージする
モゾモゾ体操 第3
- 仰向けの状態
- 両手を骨盤に軽く当てる
- 両足のかかとを付けて、つま先は広げる
- 腰と足首をひねり、ワイパーのように足を左右に振る
- これを数回繰り返す
モゾモゾ体操 第4
第1をもう1回行い、終了。
手順は多いように見えますが、やってみると1セット3分もかからずできてしまいます。
検索していただくと、動画などもたくさん出てきますので、より詳細な方法はそちらを参考にしてください(Googleでの検索結果はこちらです)。
ちなみに、今回は仰向けスタイルをご紹介しましたが、座りながら行う方法もあるようです。
モゾモゾ体操の効果は?
モゾモゾ体操は、体の歪みを整えることで、体液循環機能や内臓機能の回復が望めるようです。「自宅でできるセルフ整体」というイメージですね。
ネットで紹介されていた具体的な効果は、以下のような感じです。
- 腰痛、肩コリ、頭痛の軽減
- 疲れにくくなる
- ストレスが溜まりにくくなる
- 不眠の軽減
- 便秘改善
実際に整体へ通うのは手間ですし、料金も安くはありません。効果があるかどうかも人それぞれです。その点、自宅でできる整体であれば損はないですし、始めやすいということで、人気もある(?)のでしょうか。
なお、実際に整体に通った体験談は、以下の記事に詳しく書いていますので、良ければ参考にしてみてください。
モゾモゾ体操を半年間続けた結果
これは簡単だ!と思った当時の私は、早速生活に取り入れました。その取り入れ方と、気になる効果をご紹介します。
タイミングは朝と夜
体操の基本スタイルが仰向けであったこともあり、朝起きる前と、夜眠る前に布団の中で行いました。いずれも3分くらいで終わるので、時間のない朝でもほとんど欠かさず継続できました。
初めの内は、「あ、やっていない!」となってしまうこともありましたが、続けていく内に、「寧ろやらないと気持ち悪い」と思うようになりました。それくらい習慣化していました。
半年間続けた効果は?
結論から言うと、私が苦しんでいたような、自律神経失調症の症状にはあまり効果がありませんでした。半年間では短かったのかもしれませんが、「良くなっていっている」というような感覚も特に感じられませんでした。
かといって、症状が劇的に悪くなるということもなかったので、現状維持の意味はあったのかな、と思います。
めまいなどの不定愁訴には効果が見られませんでしたが、それ以外に良いことはありました。それは、朝の目覚めが少し良くなったことです。私が朝が苦手でした。何度も目覚ましが鳴っては止め、鳴っては止め、を繰り返していました。
しかし、目が覚めたらとりあえず「どんなに眠くても、モゾモゾ体操をする!」と習慣化したことで、自然に起き上がれるようになりました。
ということで、私の体験談としては、「モゾモゾ体操は、目覚めが悪い方には効果がある」を結論とさせていただきます。
私(自律神経失調症)の目覚めの悪さを描いたコラムを書きましたので、良かったら参考にしてみてください。
また、モゾモゾ体操以外に、私が効果を感じた方法をいくつかご紹介します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、巷で話題の(?)モゾモゾ体操について書いてみました。
私には大きな効果は見られませんでしたが、だからと言ってモゾモゾ体操を否定しているわけではありません。私自身、目覚めが良くなる効果は実感しています。効果は人それぞれだと思いますが、お金も時間もかからない、損はない方法だと思いますので、一度試してみるのは大いにアリだと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。