突然ですが、みなさん、仕事や学業の一息休憩タイムに何か飲みますか?
私はコーヒーが好きなので、コーヒーを良く飲みます。
ただ、コーヒーを飲むとカフェインが悪さをするのか、自律神経失調症の症状がひどくなってしまいます。私の場合はめまいがひどくなります。
しかし、コーヒーは好きなので、何とか自律神経を乱しにくいコーヒーの飲み方はないものか、と模索し続けていた結果、めまいなどの症状が起こりにくい飲み方を見つけました。
今回は、そんな自律神経を乱しにくいコーヒーの飲み方について書いていきます。
Contents
なぜコーヒーで自律神経が乱れるのか?
これは、恐らくカフェインが原因かと思います。
カフェインには交感神経を昂らせる効果があります。これにより、身体は興奮状態になるため、眠気が抑えられたり、気分がシャキッとするわけです。
しかし、自律神経が乱れている人は、自律神経のコントロールが下手になっているので、交感神経を上手に優位にできず、めまいなどの症状が強くなってしまうのだと思います。
私の場合は、コーヒーを飲むと、交感神経が優位になり過ぎてしまうようです。動悸や息苦しさが強くなったり、めまいが強くなったりします。
上手なコーヒーの飲み方
ここから本題です。コーヒー好きなのに自律神経が乱れやすい私が、ようやく辿り着いた「自律神経が乱れにくいコーヒーの飲み方」をご紹介します。
NGなコーヒー
まず、私が思う自律神経的に良くないコーヒーの種類や飲み方をご紹介します。
インスタントコーヒー
これが、一番具合の悪くなりやすいコーヒーです。
私が思う原因は以下です。
- 単純にコーヒーの質があまり良くない
- ついつい濃く作ってしまう
コーヒーの質が良くないことで、胃への負担が大きいのかな、と思います。自律神経は胃腸の働きと密接に関係していますので、そういうことなのかなと考えています。
また、ついつい濃く作ってしまうことに関しては、コーヒー好きな人だけに当てはまるのかもしれませんが、少なくとも私はそうでした。
とにかく、自律神経(および胃腸)にとってインスタントコーヒーは良くないと私は信じています。また、コーヒーを飲むと口臭が酷くなりやすいのですが、インスタントコーヒーが一番口臭が酷くなります。インスタントの微小な粉が、舌に付きやすいことが原因かと思います。
ブラックコーヒー
カフェオレなどと比べて、ブラックコーヒーは、カフェインを胃腸がダイレクトに吸収するために、自律神経が乱れやすいのではないかと思っています。
ただ、私はブラックコーヒー派なので、後半でご紹介する「OKなコーヒー」については、全てブラックコーヒーでOKであることを確かめています。
ホットコーヒー
これは、アイスコーヒーと比べると、ホットコーヒーの方が具合が悪くなる気がする程度なのでそれほど気にする必要はないかもしれません。
ただ、ホットの方が胃腸の吸収が良いのか、身体がより興奮状態になりやすい気がしています。
缶コーヒー
これはあまり自律神経とは関係ないので、書こうかどうか迷ったのですが、口臭が酷くなりやすいので止めた方が良いと私は思っています。
経験上、缶コーヒーによる自律神経の乱れは少ないように感じています。これは、缶コーヒーはあくまでコーヒー飲料であり、コーヒーそのものではないので、カフェインの量が普通の豆から淹れた物よりも少ないのではないか、と思っています。
ただし、ブラックコーヒーや、「カフェイン強め」を謳っている商品はその限りではないと思います。
大量に飲む
これは健康な方でも具合が悪くなりそうなので、言わずもがなですかね。やはり1日の摂取量が多いと、具合が悪くなりやすいですし、回復までの期間も長くなってしまうように感じています。
空腹時
空腹時は、胃腸の吸収率が上がっていますので、カフェインの吸収率も上がります。よって、自律神経の乱れも大きくなるように感じます。
また、そもそもコーヒーは胃腸への負担が大きいようなので、健康な方でも、空腹時にコーヒーを飲むのは控えた方が良さそうです。
OKなコーヒー
上記の「NGなコーヒー」を受けて、ここでは、自律神経的にOKなコーヒーの種類や飲み方についてご紹介します。あくまで私の経験上の話なので、個人差はあることを念頭に置いてお読みいただければ、と思います。
水出しコーヒー
基本的にアイスコーヒーがメインになりますが、水出しコーヒーの場合、自律神経の乱れによる症状が出にくいように感じています。
水出しの方がカフェインの抽出量が少なかったりするのでしょうか。水出しコーヒーはエグみが少なく、さっぱりしているのでそんな気がしています。原理は良くわかりませんが、経験的に水出しコーヒーは自律神経にそれほど悪くないと感じています。
また、インスタントコーヒーの項で書いた、口臭についても、水出しコーヒーが一番口臭が酷くなりにくいと感じています。
なお、ホットにしたい場合は、風味は落ちますが、水出しコーヒーをレンジでチンするのも手です。
水出しコーヒーの美味しい飲み方
私の場合は、水出し用のコーヒー豆をお茶パック(スーパーのお茶コーナーに売っている茶葉を入れるガーゼみたいな袋)に入れ、それを水と一緒に容器に入れ、一晩冷蔵庫で寝かせています。
これだけで、翌朝には美味しい水出しコーヒーを飲むことができます。
夏場は水筒に入れて会社へ持って行っています。
最初は、前日の夜のほんの一手間が面倒かもしれませんが、私は寝る前にハーブティーを飲んでいるので、そのついでに行うことで面倒臭さをあまり感じていません。
カフェインレスコーヒー(デカフェ)
デカフェとも呼ばれます。その名の通り、カフェインを不思議な力で抜いたコーヒーです。最近ではスタバなどの喫茶店でも飲めるようで、割とメジャーです。
カフェインが入っていないため、交感神経が優位になりにくく、当然症状も出にくいです。
ただ、気になるのは味ですよね。
正直言って、最初は「カフェインレスコーヒーなんて、ノンアルコールビールみたいでまずいんじゃないか?」と疑っていました(ノンアルビール好きな方はすみません)。
しかし、飲んでみると、きちんとコーヒーの風味もありますし、意外と普通にイケました。
私は、基本的にホットの場合は、カフェインレスコーヒーを飲むようにしています。
スタバ等の喫茶店でなくても、普通にスーパーに売っていますので、一度お試しください。
ちなみに、私はタウンライフマルシェのDecaf定期便のノンカフェインコーヒーを飲んでいます。カフェイン99.9%カットなのに、味にもしっかりこだわっている所と、定期便で買いに行く手間がなく便利な所が気に入っています。「自律神経が不調でもコーヒーはやめられない!」というコーヒー好きな方にはオススメです。
ブラックコーヒー以外のカフェオレなど
「NGなコーヒー」でもご紹介したように、ブラックコーヒーは胃腸がダイレクトにカフェインを吸収することになり、自律神経が乱れやすいです。
そこで、ミルクや砂糖を入れたカフェオレにすることで、胃腸へのカフェインの吸収率を抑えよう!という方法です。
ただし、私はブラック派なので、あまりこういう飲み方はしておりません。とは言え、カフェオレにした方が具合が悪くなりにくいことは経験上知っています。
そこで、あまり調子が良くない、なおかつ、カフェインレスがない場合にはカフェオレにして飲んでいます。
飲み過ぎない
どんなものも「飲み過ぎ・食べ過ぎ」は身体に良くありません。コーヒーも同じです。特にコーヒーは、健康な方でも飲みすぎると具合が悪くなるような飲み物なので、自分の中で大丈夫なラインを知っておきましょう。
私はカフェインの有無や水出しの如何に関わらず、コーヒーは「1日、最大2杯」までと決めています。これが私にとっては具合が悪くならないラインであり、基本的には1日1杯としています。
空腹時は避ける
「NGなコーヒー」の逆を言っているだけになってしまいますが、胃腸への負担とカフェインの吸収率を抑えるためにも、空腹時のコーヒー摂取は控えるべきです。
私はいつも、昼食後と間食後にコーヒーを飲み始めるようにしています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私は基本的に、「アイスコーヒーは水出し、ホットコーヒーはノンカフェイン」とし、「1日、最大2杯」を守ることで、自律神経を乱すことなく、コーヒーを楽しんでいます。
もちろん、非常に個人差のある内容だと思いますので、今回の記事を参考にしていただきつつ、ご自分に合ったコーヒーとの付き合い方を見付けていただけたら、と思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。