寒暖差は自律神経の大敵〜エアコンに負けるな!〜

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日本には四季があります。春は暖かく、夏は暑く、秋は涼しく、冬は寒い。

太古から日本人は、そんな気候に順応して暮らして来ました。

しかし、科学の進歩とともに、状況は変わりました。エアコンの出現により、1年を通して過ごしやすいようになったのです。暑い夏にはクーラーを。寒い冬にはヒーターを。室内は1年中快適です。しかし、外の世界までコントロールすることはできません。室内と室外の寒暖差が大きくなってしまいました。

よって、室外に出た時には、今まで以上に夏は暑く、冬は寒いという状況に見舞われることになりました。

今回はこういった寒暖差と自律神経の関係について書いていきます。


自律神経や失調症に関してはこちらの記事を参考にしてみてください。

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寒暖差で自律神経が乱れるのはなぜ?

自律神経は身体の無意識的な生命活動を司っています。そこには体温調節も含まれます。暑い時には血管を広げ、汗をかく。寒い時には血管を収縮させ、エネルギーの消耗を抑える。

頻繁に寒くなったり暑くなったりすることで、この体温調節のために自律神経が酷使されます。すると、自律神経が疲れてきて、終いには自律神経のバランスが乱れてしまうのです。

また、自律神経が乱れることで、寒暖差に対する体温調節がさらに行えなくなり、その状態が続くことで、頭痛めまいなどの自律神経失調症の症状を発症するのです。

寒暖差による自律神経の乱れを抑える方法

寒暖差で自律神経が乱れることは理解していただけたかと思います。ここでは、そんな寒暖差への対策や、寒暖差によって乱れてしまった自律神経の整え方をご紹介します。

実際に私が行って、効果を感じられたものを書きます。どれもとても簡単なことなので、是非試してみてください。

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寒暖差を和らげる方法

今の世の中で、室内外の温度差そのものを変えることは難しいです。会社に行けばエアコンが付いていますし、電車に乗ってもクーラーやエアコンが効いています。

社会の中で集団生活をしている限り、この温度差は変えられません。

とすれば、身体が感じる寒暖差を和らげてやるしかありません。

そのために有効かつ簡単な方法は、重ね着です。

はいくら外が暑くても、室内は冷えています。羽織れる上着を常に持ち歩きましょう。薄くて小さくなる物(化繊のパーカーなど)が便利です。

は逆に室内が暑いです。なので、分厚い服ではなく、何枚か重ね着することで、周りの温度に合わせられるようにしましょう。

室内は会社や学校など、1日の大半を過ごす場所です。通勤や通学時の気温だけで判断せず、余裕を持った服装でいることが大切です。

また、服装以外にも、夏なら日傘やアイスノンを持ち歩く。冬ならホッカイロを持ち歩くなど、外の気温を和らげる工夫もあるとなお良しです。

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体温調節機能を蘇らせる方法

体温調節機能が麻痺すると、真っ先に手足の先に症状が現れると、個人的に感じています。これは、自律神経が乱れることで、末端の神経や血管まで命令が行き届かなくなることが原因ではないかと推察しています。

そこで、手足の先などの末端に刺激を与えて、体温調節機能を呼び戻そう、というのがこの方法です。この方法は入浴時に行います。


  1. 浴槽に浸かり、全身を温める
  2. 手足の先を冷たい水に浸す
  3. 冷たくなったな、と感じたら手足の先をお湯に浸す
  4. 温かくなったな、と感じたら2を行う
  5. 2〜4を繰り返す

時間のない方はシャワーでも構いません。冷たいと温かいを繰り返すことで、血管の収縮拡張が行われます。これが刺激になり、次第に体温調節機能が戻って来ます。

この方法は冷え性改善などにも有効なので、冷え性の方も是非試してみてください。

私は、この方法を毎日継続することで、手足先の冷えや体温調節機能の不調が改善され、めまいや多汗などの自律神経失調症の症状も次第に和らぎました。

根本的に自律神経の乱れを整える方法

これは、整体、鍼灸、漢方など、様々な方法がありますが、私が、最も簡単で効果のあると実感している方法をご紹介します。

それは、良質な睡眠を取ることです。

なんて当たり前な、と思う方もいるかもしれませんが、自律神経を整える方法で、良質な睡眠に勝る方法はありません。

良質な睡眠を取る方法は、以下の記事で詳しく紹介していますので、読んでみてください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は寒暖差と自律神経の関係について書きました。


普段から重ね着によって、外界の気温に合わせた服装をし、

入浴時に体温調節機能を取り戻し

良質な睡眠によって、自律神経を根本的に整える


それほど大変なことではありません。継続さえできれば、自律神経は次第に整っていきます。

皆さんが寒暖差に負けずに、元気に暮らしていけることを願っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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