突然ですが、首が痛くて上を向けないことや、首が突っ張って上を向きにくいことはありませんか?例えばうがいをする時や、目薬を挿す時、星を見上げる時(ちょっとロマンチック。笑)などです。
そんな時に、上を向きやすくなる方法を見出しましたので、今回ご紹介したいと思います。
首のコリや張りは、放っておくと自律神経の乱れに繋がります。私自身、過去に自律神経失調症を発症し、試行錯誤の末、今では快方に向かいつつあるという状況です。
今回ご紹介する方法は、そんな私が試行錯誤の中で見つけた方法です。大した方法ではありませんが、効果があることは私自身確認済みです。皆さんの生活の質を向上させる一助に少しでもなれれば、と思います。
なお、自律神経失調症の症状や原因に関しては、以下の記事を参考にしてください。
Contents
なぜ上を向けなくなるのか?
そもそも何故、首が痛かったり突っ張ったりして、上を向きにくくなるのかを考えてみました。
その原因はずばり、長年の姿勢の悪さだと思います。
姿勢が悪い状態とは、いわゆる猫背です。猫背になると、首が前に飛び出た(顎を前に突き出したような)状態になります。
首が前に飛び出た状態ですと、上を向けません。これは実際に、首を前に出した状態で上を向こうとしてみるとわかります。首の後ろが突っ張って(邪魔をして?)上を向けないと思います。
長期間悪い姿勢を続けていると、この首が前に出た状態がデフォルトになってしまうため、上を向きにくくなるのではないかと考えています。
また、これは補足ですが、上を向きにくくなる症状に悩んでいる方は、肩コリを併発している場合が多いように思います。これも猫背、すなわち肩が丸く縮こまった状態がデフォルトになっているために起こっていると考えられます。
今回ご紹介する改善法では、首のコリはもちろん、肩コリや「肩が回らない」などの症状にも効果があります。五十肩に悩んでいた私の父で実証済みです。
上を向きにくい時の対処法
上記の推定原因を踏まえて、私が考え実践している方法をご紹介します。
上を向く時は胸を広げるイメージで!
既に述べたように、上の向きにくさの原因は「姿勢の悪さ」にあるわけです。つまり、良い姿勢であれば、上を向きやすくなるのではないか?と考えました。
しかし、既に悪い姿勢がデフォルトになっている人にとって、「どれが良い姿勢なのか」はよくわからないものです。そこで、上を向く時に胸を開くことを意識すると、自然と良い姿勢に近づきます。イメージは、ラジオ体操の深呼吸の吸う時です(例えが古いでしょうか?笑)。
普段、「上を向きにくいな」というシチュエーションでは、胸を広げることを意識してみてください。ただし、首は痛めやすい部位ですので、無理は禁物です。楽に動かせる範囲で動かしましょう。
普段からストレッチをすることで根本的に改善!
胸を広げることで上を向きやすくはなりますが、デフォルトになってしまった姿勢の悪さは、そう簡単には治りません。そこで、以下のストレッチを普段から行うことで、少しずつではありますが、首の位置や肩の縮こまりが改善し、上を向きやすい身体になっていきます。
とても簡単な方法なのでぜひ試してみてください。
ストレッチの手順
- お尻の後ろで手を組む
- その手を少しずつ上げる
- 息を吐きながら、首を少しずつ上げる
- 息を吐き切るまでキープ
イラストで言うとこんな感じです。
これを、ふとした時(仕事の合間、風呂上がり、寝る前など)に日常的に行ってみてください。そうすると、いつの間にか楽に上を向いたり、肩が回ったりするようになるはずです。
なお、以下の記事でこれ以外にも効果的なストレッチを紹介しております。良ければ参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。首の痛みや肩のコリは、長年の姿勢の悪さが原因と考えられます。今回の方法を日常的に行うことで、自然と姿勢も良くなり、上を向いたり肩を回したりしやすい身体になっていくはずです。
良い姿勢は、普段の意識が大切です。初めの内は疲れてしまい、すぐに悪い姿勢に戻りがちですが、そこで意識的に良い姿勢をキープすることで、次第に自然と良い姿勢が身に付きます。今回の方法と合わせて、そんな意識も持ってみることで、皆さんの生活の質が少なからず向上することと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。